堺市美原区 阿弥
20万円
- 土地面積 50㎡
- 建築 1974年築
- 取引時期 2026年1Q
木造の中古戸建(土地50㎡・延床60㎡)/第1種住居地域
堺市美原区の空き家・相続した実家の売却

堺市美原区の空き家は1,390戸、そのうち売りにも貸しにも出ていない「その他の空き家」が1,080戸。1980年以前築の木造戸建は土地1坪あたり18.5万円で取引されています。相続した実家や遠方の空き家を、家財が残ったまま・解体前の状態でも査定します。
最終更新日:2026年10月10日 / 監修:宅地建物取引士 シュース健人
堺市美原区の空き家について、結論を3つにまとめました。
堺市美原区で取引された1980年以前築の木造戸建(89件)の中央値です。阿弥・北余部・南余部などで取引が多くあります。建物にはほぼ値段がつかず、土地の値段が中心です。
解体費しだいで有利・不利が入れ替わります。解体の前に両方の金額を比べましょう。
売りにも貸しにも出ていない空き家が1,080戸あります。早めに動くほど選べる売り方が増えます。
堺市美原区の状態の悪い家、事情のある家、遠くて行けない家。そのままの状態で、まずはお任せください。
どんな空き家でも、まずは丸ごとご相談ください。売り方(買取・仲介)や価格は、現地を確認したうえでご提案します。

堺市美原区で取引された1980年以前築の木造戸建(土地250㎡以下)は89件。価格の中央値は400万円で、半数が300万円〜560万円の間に収まっています。比較のため2015年以降に建った木造戸建を見ると85.0万円/坪。
築古の単価はその約22%で、価格の大半は土地の値段と考えてよいでしょう。また、堺市美原区で取引された木造戸建(土地250㎡以下、346件)のうち25.7%が1980年以前築で、府内67市区町で低いほうから20番目です。
| 建築年 | 件数 | 土地1㎡あたり(中央値) | 1坪あたり | よくある範囲(土地1㎡あたり) |
|---|---|---|---|---|
| 1970年以前 | 13件 | 54,500円/㎡ | 18.0万円/坪 | 3.6万〜6.3万円/㎡ |
| 1971〜1980年 | 76件 | 59,200円/㎡ | 19.6万円/坪 | 4.3万〜7.1万円/㎡ |
築年代で分けると、1970年以前築は1971〜1980年築に比べて4,700円低い水準。古い家ほど建て替えの制約を抱えやすく、価格に反映されています。
| 土地面積 | 件数 | 価格の中央値 | よくある価格帯(真ん中の半数) |
|---|---|---|---|
| 60㎡未満 | 23件 | 300万円 | 210万円〜400万円 |
| 60〜100㎡ | 51件 | 400万円 | 300万円〜500万円 |
| 100〜150㎡ | 11件 | 700万円 | 500万円〜1,200万円 |
| 150㎡以上 | 4件 | 1,050万円 | 380万円〜1,780万円 |
最初の3年(2016〜2019年)と直近3年(2023〜2025年)の平均を比べると、築古戸建の単価は+4%で、ほぼ横ばいです。1年単位の数字は件数が少なく振れやすい点に注意してください。
| 前面道路 | 件数 | 土地1㎡あたり | 1坪あたり |
|---|---|---|---|
| 幅4m未満 | 10件 | 52,300円/㎡ | 17.3万円/坪 |
| 幅4m以上 | 78件 | 56,300円/㎡ | 18.6万円/坪 |
堺市美原区の築古戸建では、前面道路が4m未満の物件は4m以上の物件より単価が約7%低くなっています。建て替えの際に敷地の一部を道路として後退させる(セットバック)必要があることが、価格に表れています。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報・成約価格情報。国の公表データで当社の取扱い実績ではありません。 2016年〜2026年第1四半期、1980年以前築の木造・住宅用途・土地250㎡以下)を当社集計
堺市美原区で1980年以前築の木造戸建の取引が3件以上あった町名を、件数の多い順に並べました。単価がもっとも高いのは南余部(33.1万円/坪)、低いのは平尾(15.0万円/坪)で、同じ堺市美原区の中でも差があります。
| 町名 | 件数 | 1坪あたり | 土地1㎡あたり |
|---|---|---|---|
| 阿弥 | 14件 | 17.8万円/坪 | 53,900円/㎡ |
| 北余部 | 12件 | 18.4万円/坪 | 55,600円/㎡ |
| 南余部 | 11件 | 33.1万円/坪 | 100,000円/㎡ |
| 平尾 | 9件 | 15.0万円/坪 | 45,500円/㎡ |
| 太井 | 9件 | 21.2万円/坪 | 64,000円/㎡ |
| 真福寺 | 8件 | 21.7万円/坪 | 65,600円/㎡ |
| 多治井 | 7件 | 17.3万円/坪 | 52,300円/㎡ |
| 大饗 | 5件 | 16.5万円/坪 | 50,000円/㎡ |
1980年以前築の木造戸建(土地250㎡以下)。取引3件以上の町名のみ。件数が少ない町は参考値です。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報・成約価格情報。国の公表データで当社の取扱い実績ではありません。)を当社集計
国土交通省が公表している堺市美原区の取引のうち、古い木造戸建を新しい順に並べました。当社の取扱いではなく、国が公表している実際の取引価格です。面積は土地の広さです。
堺市美原区 阿弥
20万円
木造の中古戸建(土地50㎡・延床60㎡)/第1種住居地域
堺市美原区 太井
660万円
木造の中古戸建(土地70㎡・延床65㎡)/第2種中高層住居専用地域
堺市美原区 多治井
440万円
木造の中古戸建(土地60㎡・延床75㎡)/準工業地域
堺市美原区 南余部
210万円
木造の中古戸建(土地50㎡・延床50㎡)/第1種中高層住居専用地域
堺市美原区 大饗
290万円
木造の中古戸建(土地60㎡・延床70㎡)/第1種中高層住居専用地域
堺市美原区 小寺
47万円
木造の中古戸建(土地85㎡・延床85㎡)/第1種住居地域
出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報をもとに当社が整理。当社の取扱い実績ではありません。個人が特定されないよう所在は町名までにしています。
この中には、堺市美原区の中央値の半分を下回る取引も2件あります。道路付けや建物の傷み、家財の残り具合で、同じ町でも価格は大きく開きます。金額だけで「うちも同じくらい」と決めず、個別に査定することをおすすめします。
| 時期 | 町名 | 土地 | 延床 | 築年 | 価格 | 土地1㎡あたり |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年1〜3月 | 阿弥 | 50㎡ | 60㎡ | 1974年 | 20万円 | 4,000円/㎡ |
| 2026年1〜3月 | 太井 | 70㎡ | 65㎡ | 1973年 | 660万円 | 94,300円/㎡ |
| 2026年1〜3月 | 多治井 | 60㎡ | 75㎡ | 1977年 | 440万円 | 73,300円/㎡ |
| 2026年1〜3月 | 南余部 | 50㎡ | 50㎡ | 1972年 | 210万円 | 42,000円/㎡ |
| 2025年10〜12月 | 大饗 | 60㎡ | 70㎡ | 1972年 | 290万円 | 48,300円/㎡ |
| 2025年10〜12月 | 小寺 | 85㎡ | 85㎡ | 1980年 | 47万円 | 5,500円/㎡ |
| 2025年10〜12月 | 菩提 | 80㎡ | 85㎡ | 1979年 | 360万円 | 45,000円/㎡ |
| 2025年10〜12月 | 阿弥 | 45㎡ | 50㎡ | 1972年 | 250万円 | 55,600円/㎡ |

堺市美原区の築45年以上の木造戸建(1980年以前築)は、土地の面積で割った単価が56,000円/㎡(18.5万円/坪)(89件)。一方、堺市美原区で建物のない住宅地は80,000円/㎡(26.4万円/坪)(117件)で、単価は築古戸建の1.43倍です。
築古戸建の単価が低いのは、買主が解体費や手直しの費用をあらかじめ価格から引いているためです。それなら売主が解体すれば得なのか──堺市美原区でよくある土地・建物の大きさを当てはめて試算します。
古家付きのまま売る
390万円解体費・片付け費は買主側で見込む
解体して更地で売る(手残り)
420万円〜480万円解体費を差し引いた目安
| 土地面積(堺市美原区の築古戸建の中央値) | 70㎡(約21.2坪) |
| 延床面積(取引事例89件の中央値) | 75㎡(約22.7坪) |
| ① 古家付きのまま売った場合(18.5万円/坪×土地面積) | 390万円 |
| ② 更地にして売った場合の土地価格(26.4万円/坪×土地面積) | 560万円 |
| ③ 解体費の目安(延床×木造 坪3.5万〜6万円) | 80万円〜140万円 |
| ④ 更地で売った場合の手残り(②−③) | 420万円〜480万円 |
| ④−① 解体して売った場合の差額(目安) | +30万円〜+90万円 |
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報・成約価格情報。国の公表データで当社の取扱い実績ではありません。 2016年〜2026年第1四半期)をもとに当社集計。解体単価は大阪府内の木造解体費の公開相場(坪3.5万〜6万円程度)を使用した目安
堺市美原区では、解体費が安く収まれば更地のほうが手残りが増え、高くつけば古家付きのほうが有利、という分かれ目にあります。解体業者の見積もりと、古家付きのままの査定額を並べてから決めるのが確実です。
この試算はあくまで目安です。更地の取引には、もともと形や道路付けのよい土地が多く含まれるため、お手元の土地がそのまま更地の中央値で売れるとは限りません。解体費も、前面道路が狭く重機が入らない、隣家と壁がつながっている、アスベスト(石綿)の事前調査や除去が必要(2023年10月から有資格者による事前調査が義務)、家財が大量に残っている、といった条件で大きく上振れします。
なお、相続した実家を売る場合は相続空き家の3,000万円特別控除の適用も視野に入れてください。2024年1月以降の売却は、買主が売却の翌年2月15日までに解体や耐震改修をするケースでも要件を満たせるようになっています。

2023年の住宅・土地統計調査では、堺市美原区の空き家は1,390戸。総住宅数(16,600戸)に占める割合は8.4%で、府内の順位は67市区町中66位です。府全体の14.2%と比べてみてください。
ただし空き家の多くは、入居者募集中の賃貸住宅です。相続した実家のように「住む人も借りる人もいないまま置かれている家」は、統計上「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」(以下、その他の空き家)に分類されます。堺市美原区のその他の空き家は1,080戸(空き家全体の77.7%、府内62位の多さ)で、これが当サイトのご相談の中心となる家です。
参考までに、堺市全体の空き家率は12.9%、その他の空き家は22,200戸です。
統計から見ると、堺市美原区の住宅には次のような特徴があります。
いずれも「売れない」理由ではなく、「買主が限られる」理由です。業者による買取や、建て替えを前提にしない買主(隣地の方、リフォームして住む方、賃貸に出す方)に絞って探すことで、売却の道は開けます。
出典:総務省統計局「令和5年(2023年)住宅・土地統計調査」。順位は大阪府内67市区町(大阪市24区・堺市7区・その他の市町)の中での高い順。住宅・土地統計調査の結果が公表されていない能勢町・太子町・千早赤阪村・岬町・田尻町は含みません。橙が当エリア、灰色が大阪府全体
堺市美原区の住宅地の公示地価11地点を平均すると、2021年から2026年の5年間で+6.7%の変化です。
| 地点 | 所在 | 最寄駅 | 2016年 | 2021年 | 2026年 | 5年変化 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 堺美原-7 | 大饗146番57 | 初芝 1,600m | 83,500 | 84,200 | 100,000 | +18.8% |
| 堺美原-5 | 南余部251番7 | 北野田 1,200m | 83,100 | 86,500 | 92,700 | +7.2% |
| 堺美原-4 | 北余部660番9外 | 初芝 3,000m | 83,300 | 83,700 | 91,500 | +9.3% |
| 堺美原-11 | 北余部550番37 | 初芝 2,700m | 81,100 | 81,100 | 87,900 | +8.4% |
| 堺美原-10 | 太井630番50 | 初芝 2,800m | 77,800 | 77,800 | 85,000 | +9.3% |
| 堺美原-2 | 大保1番10 | 河内松原 3,300m | 75,500 | 75,400 | 80,000 | +6.1% |
| 堺美原-3 | さつき野西1丁目9番2 | 北野田 4,300m | 75,000 | 75,400 | 79,000 | +4.8% |
| 堺美原-1 | 小寺64番6 | 初芝 3,000m | 72,400 | 72,200 | 76,600 | +6.1% |
| 堺美原-6 | 真福寺279番1 | 河内松原 2,800m | 69,200 | 68,700 | 71,500 | +4.1% |
| 堺美原-9 | 平尾2425番6 | 北野田 3,500m | 60,000 | 58,400 | 58,600 | +0.3% |
単価は円/㎡。住宅地の地点を価格の高い順に最大10地点。
地価が上がっている局面でも、空き家の建物は年々傷み、固定資産税や管理の手間は毎年かかります。「もう少し上がってから」と待つ場合は、待つ間の費用と建物の劣化を差し引いて考える必要があります。
出典:国土交通省 地価公示(2016年・2021年・2026年)

堺市美原区でも、道路に面していない土地・建物の取引が33件記録されています(2016年以降)。再建築ができない物件は買主が限られるものの、隣地の方や買取業者が買い手となって、実際に売れています。件数は府内13位です。
接道の問題は、図面だけでは判断できないことがよくあります。前面の通路が「2項道路」として扱われていれば、敷地を少し後退させることで建て替えが可能になります。私道の場合は持分や通行・掘削の承諾があるかも価格に影響します。
道路付けに不安がある空き家の売り方は、再建築不可・接道なしの空き家の売却で詳しく解説しています。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報・成約価格情報。国の公表データで当社の取扱い実績ではありません。、2016年〜2026年第1四半期)、総務省「令和5年住宅・土地統計調査」

洪水浸水想定区域は堺市美原区の9.5%に及び、0.5m以上が4.5%、3m以上が0.3%を占めます。
2020年8月から、不動産会社は売買の重要事項説明で水害ハザードマップ上の位置を説明することが義務になりました。浸水想定区域内だからといって売れないわけではありません。買主は必ず確認する項目なので、売主側も物件ごとにハザードマップで該当するかを確認しておくと話が早く進みます。
| 項目 | 堺市美原区の状況 |
|---|---|
| 高潮浸水想定区域 | 該当ほぼなし |
| 津波浸水想定区域 | 該当ほぼなし |
| 土砂災害警戒区域(急傾斜地) | 面積の0.4% |
| 土砂災害警戒区域(土石流) | 該当ほぼなし |
| 土砂災害警戒区域(地すべり) | 該当ほぼなし |
| 液状化の可能性 | 液状化しにくい 88%/やや液状化しにくい 6% |
| 標高(中央値) | 50.4m(下位10%は37.8m・上位10%は84.0m) |
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(洪水・高潮・津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域、液状化)、国土地理院 標高タイル。エリア内に格子状に置いた地点の割合で算出
堺市美原区には、地図データ上でスーパーが10 か所、病院・診療所が12 か所あります。子育て世帯や、実家の近くに住みたい親族など、買主の候補を考える材料になります。
出典:国土交通省 国土数値情報(駅別乗降客数)、OpenStreetMap(施設数は地図に登録されたもの。実数と異なる場合があります)

堺市美原区には、1980年以前に建った住宅が3,070戸(20.3%、府内42位)あります。相続空き家の3,000万円控除は昭和56年5月31日以前の建築が条件なので、該当するかどうかを建築年で確かめておきましょう。
主な条件は、①相続の直前に亡くなった方が一人で住んでいた(老人ホーム等への入所は一定の条件で可)、②相続から売却まで事業・貸付・居住に使っていない、③売却代金が1億円以下、の3つ。手続きでは市区町村の「被相続人居住用家屋等確認書」が必要で、相続人が3人以上なら1人2,000万円が上限です。
空き家の管理や除却の相談窓口は、堺市では各区役所や市の住宅部局が受け付けています。補助制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるため、利用を考える場合は事前に確認してください。制度の詳細は3,000万円控除・相続登記・固定資産税をご覧ください。

ご相談:兄弟3人で相続した実家。全員が別の場所に住んでいて、誰も住む予定がない。売るなら公平に分けたい。
進め方:共有のまま売る場合は全員の同意が必要です。堺市美原区の相場をもとに査定額を全員に同じ資料でお伝えし、売却代金の分け方を話し合いやすい形にします(分け方そのものの交渉や法律判断は、弁護士・司法書士の領域になります)。
ご相談の段階では、売るかどうか決まっていなくても構いません。
堺市美原区の全24町に対応しています。阿弥・石原・今井・大饗・北余部・北余部西・黒山・小寺・小平尾・さつき野西など、どの町の空き家でも売却・買取のご相談をお受けします。
古い戸建の取引は阿弥・北余部・南余部などで多く記録されています。家財が残ったまま・傷んだままでも、まずはそのままご相談ください。
町名の出典:日本郵便「郵便番号データ」(堺市美原区の町域)
堺市美原区と同じ堺市7区のエリアです。数字は空き家率(2023年)。
シュース健人(宅地建物取引士 大阪府 第118737号/株式会社GEEZ 所属)
株式会社GEEZ所属。大阪・関西の相続、空き家、再建築不可、借地、工場・倉庫、長屋・文化住宅といった売却の難しい不動産の相談を担当しています。
堺市美原区について、本ページの数値は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」、総務省「住宅・土地統計調査」、国土地理院、OpenStreetMap の公開データを当社が集計したものです。実際の金額は現地確認のうえでご提示します。
大阪空き家買取・売却専門は、大阪府知事免許の不動産会社「株式会社GEEZ」が運営しています。顔の見えない一括査定サイトではありません。


シュース健人宅地建物取引士
大阪府 第118737号。ご相談には宅地建物取引士が責任をもって対応します。



ご相談・査定は無料です。売るかどうか決まっていない段階でも構いません。
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